ADVICE プロが教えるしつけアドバイス

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【食事】プロが教えるしつけアドバイス

小型犬は1日2回、大型犬は1回。

最近は、ペット産業の著しい発展に伴い、色々なメーカーから、非常に優れたドッグフードが多種にわたり販売されています。
中でも幼犬用ベビーフードは輸入物から国産品まで多種多様に出回っており、しかもその殆どが、仔犬の成長期に欠かせない栄養価・カロリーを補うに、十分な物ばかりで、餌の事で頭を悩ませるようなことは、無くなりました。

今の所、当訓練所関係で繁殖される方には、数あるメーカーの中からロイヤルカナンを、お勧めしております。
この犬用フード、A1、A2、A3とあり、A1のミルクが特にいいようです。
仔犬(生後約50日~70日位)の餌は、1日、3~4回与えます。

グロースは、仔犬用としてカロリーが十分含まれています。これ以外に牛乳やチーズ、缶詰めなど混ぜ与えると、カロリーオーバーになり消化不良や栄養過多になりますので注意して下さい。
ある程度、成長するまでは(6~7ヶ月位)グロースを主体にし、それ以後は犬の状態を見ながら成犬用フードを序々に混ぜながら馴らせます。成犬用フードも出来るだけ良質の物(定価10kg ¥3,000-前後)を選び、これに副食物を少々加え与えます。

水が呑めるようにしましょう。

水が呑めるようにしましょう。餌の量は、その犬の頭(頭蓋骨)の大きさが、1回分の適量と云われますが、これはあくまで目安です。個々の犬によって多少の違いがあります。餌を与えた時ガツガツと慌てて食べるようなら、少し増やしてあげましょう。また反対に、遊びながら食べたり残したりするようなら、与える量が多いので思い切って減らしましょう。

鶏肉、牛肉、白身の魚、卵、牛乳、野菜などその時々にあるものをご飯を二度炊きする時に混ぜ、出来上がったら、よく冷まして与えて貰っても結構です。
味は殆ど付けない方がよいでしょう。

成長期には、食べても食べても、幾らでも欲しがるものですが、濃厚な餌が続いたり必要以上に与えすぎると、食べ残すことがあります。
このような時、食べ残った餌を手でやったり、牛乳などを掛けてやると、それらの事を期待して益々食べなくなるものです。

決して甘やかしてはいけません。

餌を与えた時、二・三十分して、食器の底にまだ食べ残しているような時は、そのまま取り上げてしまい、次の食事は思い切って減らすか抜いてしまいます。
決して甘やかしてはいけません。ただし体調の良し悪しを良く観察して、少しでも他に異常があれば獣医師の診察を受けて下さい。

食べさせてはいけない物
鳥の骨(ガラ)、エビ・カニ、いか、たこ、貝類、玉葱、筍、ほうれん草等、アクのきつい野菜。
肉類では、脂肪の多い刺身のところ、背の青い魚や、鯛のような骨の硬い物。この他これに類似した物。